税理士 公認会計士 違い

MENU

税理士と公認会計士の違い

「税理士」と「公認会計士」、どちらも会計を専門とする業務として同じように感じることも有りますが、取引先や業務内容には大きな違いがあります。

 

「〇〇公認会計士・税理士事務所」と目にすることがあります。これは、公認会計士の資格を取得した人は、税理士会に登録すれば税理士として働くことが出来るからです。

 

では、税理士は登録すれば公認会計士になれるなか?答えはNOです。なれません。

 

税理士は、公認会計士の代表的仕事である「監査」については知識や技術を持っていないのです。

 

仕事の違い

公認会計士の代表的な仕事は、企業の「監査」や「コンサルティング」になります。「監査」は株式上場しているような企業に行うので、顧客は大企業が多く主要都市での業務が多くなります。

 

東京地区に全国の60%を超える公認会計士がいると言われます。東京地区に大企業が本社を置き、公認会計士の活躍の場が主要都市に集中している事でもあります。

 

税理士の代表的な仕事は、税務署に申告する書類を作成したり実際に申請する「税務」業務が主になります。税金の納付は企業の大小に関わらず必ず行わなければならないので、中小企業の顧客も多くなります。

 

日本には約7万人の税理士がいます。税務申告のみを行う税理士は減少傾向にあって、経営者側の立場に立った「業界・業種専門の経営アドバイス」や「資産・相続」など、専門性を持った税理士事務所が増加の傾向にあります。

 

起業直後の企業やベンチャー企業などは、公認会計士よりも税理士の方が付き合いやすいといわれるのは、規模に囚われずに専門的アドバイスをしているからではないでしょうか。

 

公認会計士>税理士?

公認会計士の資格取得と同時に税理士資格も与えられるのに、税理士の資格取得では公認会計士にはなれない・・・不公平な感じもしますね。

 

現在の制度ではそのようになっていますが、税法のプロフェショナルとして税理士がいるのであり、公認会計士試験に税に関わる試験が出題されても、税理士試験のほんの一部だけのようです。ですから、税理士として仕事出来るのはおかしいとの意見も出てきています。

 

税理士と公認会計士の業務内容を明確に区別すべきだと考えられているのです。税理士よりも難関の公認会計士の資格を取得して、ダブル資格を手にしようと考える人もいますが、今後制度の見直しが行われる可能性も否定できません。