税理士 独学

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独学で税理士になれる?

税理士は、税法のプロフェショナルであり専門性が高く、難関資格である事は良く知られています。一般企業の経理部門や会計を担当し、税法に興味があって税理士になる為の勉強を始める人もいることでしょう。仕事や家庭生活を持ちながら、独学で税理士を目指すことが出来るのでしょうか。

 

独学する為の市販テキスト

独学で税理士を目指す人が、最初に苦労するのがテキストの少なさでしょう。

 

どのように勉強すれば良いか、計画的な勉強の仕方など分からない事がたくさん有ります。しかし、そのアドバイスをしてくれる本、市販テキスト自体が入手困難であり、他の資格本に比べて明らかに少ないのです。法改正が行われるたびに新しい本は出版されません。

 

「税理士」になる方法などの攻略本はあっても、問題集やテキスト解説などが最新版で対応が厳しいのが現実です。

 

法改正の情報収集

独学が難しい理由の最大にして難関なのが、税法の改正に伴う情報収集の困難さです。税金の仕組みは1年ごとに変わる為、何がどう変わったのか、どこがどうなったのか、自分の力だけで把握し続けるには大変な時間と労力を要します。

 

新聞や専門誌に書かれることは一般人が理解できる範囲での情報になりますから、専門知識としての変更内容を把握するのは、困難としか言いようが有りません。

 

「税理士」試験の合格率

「税理士」試験科目には、会計学に属する科目2科目(簿記論、財務諸表論)、税法に属する科目から選択3科目(所得税法、法人税法、相続税法、消費税法または酒税法、国税徴収法、住民税または事業税、固定資産税)の合計5科目で60%以上の得点が必要です。

 

1回で5科目取らなければならないのではなく、1科目ずつ5年かけて取得してもいいのですが、60%以上得点出来たからといって合格するとは限らないのです。

 

例年、どの科目も合格率は10〜20%前後に抑えられています。上位60%の得点よりも、受験者の上位10%以上に入っていなければ合格しない現実があります。

 

独学で税理士を目指すことは非常に困難ですが、ゼロではありません。

 

独学の厳しさを理解したうえで、3〜5年、それ以上の年月をかけて全科目合格を目指す計画性と、法改正に挑む情報収集能力と、計画的に継続勉強し続ける意思で、「税理士」も夢ではありません。